一夜漬けは効果がない理由、暗記科目に適した時間を知っていますか?
一夜漬けが大好きだった坂下です。私が高校時代、どうしようもない成績だったころ、テスト前になっても全然勉強せずに、いざテスト前日に山を貼り、一夜漬け。結果、赤点
浪人してから、効率的な勉強を身につけてから一夜漬けがいかに意味がないかが分かったわけですが、その理由を今日は話しましょう。
試験対策の時は部活もなく、ちょっとくらい遊んでもいいかと貴重な時間を削ってしまう方も少なくありません。ダラダラしてしまって気がついたら試験前日。一夜づけしかない・・・結果、頑張ろうとしたんだけど眠くなって試験範囲の半分程度で諦めちゃう。毎回、そんな風になってしまう人もいると思います。徹夜で勉強すると当然、勉強時間が長くなるので普通に勉強するよりも多くの量をこなせます。そのため、毎回このような形で乗り切る人も少なくありません。
でも残念ながら徹夜で覚えたものは数日もたつとキレイさっぱり忘れてしまいます。
これじゃぁ、受験にも役立ちません。せっかく勉強したのに、無駄ですよね。というのも昨日理科の定期テスト対策で「方法記憶」「知識記憶」「経験記憶」の3種類の記憶について述べましたが、時間的な種類として短期記憶と長期記憶があるからです。この違いは簡単にいえば、記憶する容量が違うということです。
短期記憶ができるのは、一時的なものですから容量も小さい、すなわちすぐに忘れてしまうということになります。徹夜の勉強で短期記憶でしかありません。一回きりの試験ならそれでもいいのでしょうがこの先、入試を控えていることを考えると長期記憶に保存しておくべきです。
一昔前は、「睡眠=脳の休息」とされていました。しかし、現在では、睡眠は脳にインプットされている情報の整理が行われているとされています。以下の図を見て下さい。

実線が、睡眠時の記憶の保持率、点線が、徹夜(覚醒)時の記憶の保持率です。これを見てわかるように、勉強が終わってすぐに寝た場合は、最初の2時間で5割程度忘れてしまいますが、その後はほとんど忘れることがありません。
一方で徹夜した場合は、記憶は減少し続け、8時間後には9割近くも忘れてしまいます。つまり、徹夜して勉強するより、きちんと眠ったほうが試験本番で力を発揮できるわけです。ハーバード大学の研究チームが睡眠をとったグループととらなかったグループとで記憶テストを行った結果、睡眠をとったグループのほうが成績がよかったという結果が出ています。
このように睡眠というのは記憶の定着に一役かっているわけです。またこれからわかることは、暗記科目は寝る前ギリギリまで勉強したほうがいいということ暗記後すぐに寝た方が記憶の定着度は高いということになります![]()
算数と社会だったら、算数の方がまだ社会に比べて暗記科目ではないですよね。次の日が算数と社会のテストだとしたら社会が終わってから算数をやって寝るのではなく、まず初めに算数をやり、算数が終わったあとで社会を寝るギリギリまで勉強したほうが結果がいいのです。
また、「頑張ったけど試験範囲が終わらない、もう少しで終わるのに眠い」といった時でも迷わず寝て朝少し早く起きるようにしましょう。朝弱い人はいつもより夜遅くまで頑張ってもいいですが最低6時間は寝るようにして下さい。
寝不足は極度に頭の回転を鈍くしてしまいますからね。
今日は一夜漬けがいかにダメかということを学びました。参考にしてください。
2011年02月06日
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