一夜漬けは効果がない理由、暗記科目に適した時間を知っていますか?
2011年02月06日
一夜漬けが大好きだった坂下です。私が高校時代、どうしようもない成績だったころ、テスト前になっても全然勉強せずに、いざテスト前日に山を貼り、一夜漬け。結果、赤点
浪人してから、効率的な勉強を身につけてから一夜漬けがいかに意味がないかが分かったわけですが、その理由を今日は話しましょう。
試験対策の時は部活もなく、ちょっとくらい遊んでもいいかと貴重な時間を削ってしまう方も少なくありません。ダラダラしてしまって気がついたら試験前日。一夜づけしかない・・・結果、頑張ろうとしたんだけど眠くなって試験範囲の半分程度で諦めちゃう。毎回、そんな風になってしまう人もいると思います。徹夜で勉強すると当然、勉強時間が長くなるので普通に勉強するよりも多くの量をこなせます。そのため、毎回このような形で乗り切る人も少なくありません。
でも残念ながら徹夜で覚えたものは数日もたつとキレイさっぱり忘れてしまいます。
これじゃぁ、受験にも役立ちません。せっかく勉強したのに、無駄ですよね。というのも昨日理科の定期テスト対策で「方法記憶」「知識記憶」「経験記憶」の3種類の記憶について述べましたが、時間的な種類として短期記憶と長期記憶があるからです。この違いは簡単にいえば、記憶する容量が違うということです。
短期記憶ができるのは、一時的なものですから容量も小さい、すなわちすぐに忘れてしまうということになります。徹夜の勉強で短期記憶でしかありません。一回きりの試験ならそれでもいいのでしょうがこの先、入試を控えていることを考えると長期記憶に保存しておくべきです。
一昔前は、「睡眠=脳の休息」とされていました。しかし、現在では、睡眠は脳にインプットされている情報の整理が行われているとされています。以下の図を見て下さい。

実線が、睡眠時の記憶の保持率、点線が、徹夜(覚醒)時の記憶の保持率です。これを見てわかるように、勉強が終わってすぐに寝た場合は、最初の2時間で5割程度忘れてしまいますが、その後はほとんど忘れることがありません。
一方で徹夜した場合は、記憶は減少し続け、8時間後には9割近くも忘れてしまいます。つまり、徹夜して勉強するより、きちんと眠ったほうが試験本番で力を発揮できるわけです。ハーバード大学の研究チームが睡眠をとったグループととらなかったグループとで記憶テストを行った結果、睡眠をとったグループのほうが成績がよかったという結果が出ています。
このように睡眠というのは記憶の定着に一役かっているわけです。またこれからわかることは、暗記科目は寝る前ギリギリまで勉強したほうがいいということ暗記後すぐに寝た方が記憶の定着度は高いということになります![]()
算数と社会だったら、算数の方がまだ社会に比べて暗記科目ではないですよね。次の日が算数と社会のテストだとしたら社会が終わってから算数をやって寝るのではなく、まず初めに算数をやり、算数が終わったあとで社会を寝るギリギリまで勉強したほうが結果がいいのです。
また、「頑張ったけど試験範囲が終わらない、もう少しで終わるのに眠い」といった時でも迷わず寝て朝少し早く起きるようにしましょう。朝弱い人はいつもより夜遅くまで頑張ってもいいですが最低6時間は寝るようにして下さい。
寝不足は極度に頭の回転を鈍くしてしまいますからね。
今日は一夜漬けがいかにダメかということを学びました。参考にしてください。
タグ
社会の点数を上げる本当に正しい勉強の仕方
2011年02月05日
2月の1週は、今日の朝だけ家に帰れた坂下です![]()
さて、今日は社会の定期テストの勉強の仕方です。早速、いってみましょう♪
社会の正しい勉強の仕方
社会の定期テスト対策はノート中心が基本、社会は授業の中で最も黒板の板書が多い授業です。中にはプリント中心の先生もいますがひたすらノートやプリントを暗記するだけではやっぱり効率は悪いです。社会の暗記では部分的に暗記するのではなく筋道を立てて覚えることが必要です。
メモリーツリーのように絵やキーワードをつなげてミクロで覚えるのではなくマクロで覚えるようにしましょう。
おすすめなのは理科と同じようにまとめノートの作成です。ノートのテスト範囲部分をコピーしてきて、教科書を片手にチェックペンで重要なところに線を引き、暗記をしていくようにしましょう。
覚えにくいところは自分で解説をつけたりすると覚えやすいです。例えば歴史分野ではなぜこのようなこの年にこの事件がおきたのかなどの背景を知ろうとしないと、いつまでたっても成績は上がりません。地理分野では実際に地図を書いて覚えること、例えばどこにどの山脈があるかということなどは絵をみただけでは覚えられません。例え、その場は覚えられたとしても2,3日たつとすぐに忘れてしまいます。公民分野では用語だけではなく内容を知ろうと意識することが必要です。
「社会定期テスト対策日程別勉強法」
■1日目
傾向調査・ファイリング作業
■2日目
試験範囲の教科書を一通り読む。ノートをコピーしてきて重要なところにマーカーを引き、自分なりの要点ノートを作る。絵などを書くと理解しやすい。
■3日目~6日目
学習プリントシステムで勉強(間違えた問題は解けるようになるまでひたすら復習)2日目にマーカーを引いたとこに間違えたところを中心により具体的になるように記入する
■7日目~8日
6日目
までに作った要点ノートの復習と教科書の熟読
■9日目(テスト1日前)
今までの勉強の復習
タグ
理科の点数を上げる本当に正しい勉強の仕方
2011年02月04日
こんばんは。1月に試験(中学受験)受けた子のお母さんからメールが届きました。
合格![]()
嬉しいです。この中学受験生は、9月の段階で51.2だったのですが、苦手単元の洗い出しを行い志望校の市川の問題分析を行いました。やっぱり問題分析を行うと違いますね。
やっているか、やっていないかで大きな差がでます。中高一貫なので、是非、中学の勉強も頑張ってほしいです。さて、そんな嬉しいニュースに心を躍らせながら、受験にはあまり関係ない学校のテストの対策法、理科についてお話します![]()
理科の正しい勉強の仕方
理科も数学と同じく暗記と理解が両方必要な科目です。ただ数学と違って全てがそういう分野ではなく生物などではただ暗記するだけの単元も多いです。理科の定期テスト対策としてはノートやプリントの暗記がメインになります。
おすすめなのはまとめノートの作成。
ノートのテスト範囲部分をコピーしてきて、教科書を片手にチェックペンで重要なところに線を引き、暗記をしていくこと。覚えにくいところは自分で解説をつけたりすると覚えやすいです。少し話がそれるのですが、人間の記憶の仕方には記憶には、「方法記憶」「知識記憶」「経験記憶」の三種類があります。
「方法記憶」は「体で覚える記憶」
たとえば箸の使い方、自転車の乗り方、車の運転などがこれにあたります。幼児期3歳ころに発達しています。よくスポーツで一流の選手にするには小さいことからやらせたほうがよいというのは、このためなのです。
「知識記憶」は「頭で覚える記憶」
理屈を理解せずにただ漠然と丸暗記のことです。小学生のころが一番発達しています。
「経験記憶」は「体験した記憶」
これは、高校生ぐらいが一番発達しています。経験記憶は過去の体験などに関連した記憶です。物事を「論理的に」筋道を追って考えたり、様々なことに「関連づけ」たりして得られるタイプのもので、知識記憶は思い出しにくく、すぐど忘れしてしまうのに対して、経験記憶は経験に関連しているので簡単に引っ張り出すことができます。
ゴロ合わせなどはこの経験暗記をうまく利用したものです。
中学生ぐらいの時は知識記憶が衰え始め経験記憶が発達してくる時期です。理科に限らず勉強はどうしても教科書の中の世界で起こっていることのような気がしてしまいます。理科はあなたの身の回りのことに対して勉強する科目です。常に「なぜ」「どうして」と考える習慣をもつことで経験記憶を使いましょう。
特に実験の注意や実験結果はしっかりわかるように解説をつけておきましょう。
さて、生物分野、地学の定期テストの対策は基本的にノート、プリントの暗記で十分ですが物理分野や化学分野などの問題は演習が必要です。おすすめは問題集や学習プリントシステムを使って演習すること。計算問題の場合は数学の定期テスト対策でふれたように自分の思考を残しておくことも重要です。
「理科の定期テスト対策日程別勉強法」
■1日目
傾向調査・ファイリング作業
■2日目
教科書を読んで重要なところをノートにまとめるまとめノート作成
■3日目~4日目
まとめノートを片手に問題集や学習プリントシステム(ステップ1)の基本問題をやる。間違えたところは自分なりにまとめノートに解説を付けて付け足す。
■5日目~8日
3日目~4日目で間違えたところを復習しつつ発展・応用問題をやる。
■9日目(テスト1日前)
今までの勉強の復習
タグ
国語の点数を上げる本当に正しい勉強の仕方
2011年02月03日
ただ今、4時。眠いです
明日は面倒を見ている子の入試です。といっても、ほんとど毎日、誰かしら私の生徒が試験を受けているので、胃が痛い・・・というのが正直なところです。
中学受験生、高校受験生、大学受験生、と年代問わず、担当をしている受験コンサルタントはあまりいないと思います。本当は中学受験のみ、高校受験のみ、大学受験のみ、などと言うように絞ればいいのですが、いつの頃からか、あらゆる年代の方からメールや電話連絡が来るようになり、全てを対応することになりました。今日は国語についての記事になります。
国語の正しい勉強の仕方
国語はなんとかなりそうという理由で後回しにする人が多い科目です。
「国語の定期テスト対策はどんなことをしたらいいの?」
そんな風に疑問の思う学生も多くいることでしょう。さて、国語の定期テスト対策のポイントは「授業で先生が強調したところ」を徹底的に復習することです。そのため、学校の授業では先生がいったことを含めてこと細かくノートに取るようにしましょう。
国語で高得点を狙う場合も英語の定期テスト対策と同じように教科書の文章や授業の内容を徹底理解しておく必要があります。そのため、黒板に板書されたノートはかなり重要なのです。
定期テストは基本的に授業で扱ったのと同じ文章を使って作られます。そのため公立中学の場合は一般的に中学の定期テストの問題形式は似ています。まず漢字の書き取りや読み、四字熟語やことわざ、文法が入って、説明文や物語文、3年生になると古文もありますね。
国語で高い点数を取るには漢字やことわざ、四字熟語、古文単語などの暗記物を徹底的に覚えることからはじめましょう。ルーズリーフなどに書いて自分なりの暗記帳を作り試験準備期間中は毎日やるようにしましょう。
文法に関しては学習プリントシステムでステップアップで勉強しましょう。文法は毎日勉強するのがいいのですがやはり、部活動などで忙しい方も多いハズ。そのため、テスト準備期間に短期集中してやってしまいましょう。現代文に関しては次の5つが主に中学国語の定期テストに良く出る問題です。
・文章内の漢字の読み書き問題
問題ではよくひらがなやカタカナになっている
・登場人物が感じていることや筆者の言いたいことは?
行動など場面が切り替わった時に注意
・代名詞(「この」「その」など)が指すものはどれか?
教科書のこそあど言葉にマルをつける
・空白補充問題(接続詞の選択問題)
文章内の接続詞(そして、またはなど)にチェックペン
・空白補充問題(文章・段落補充問題)
教科書を何度も読んで暗記する。これに関しては教科書ガイドや教科書ワークで勉強するのが一番効率的です。学校のノートを片手にテスト範囲をこなすようにしましょう。
「国語定期テスト対策日程別勉強法」
■1日目
傾向調査・ファイリング作業
■2日目
教科書を読み込み、わからない言葉を調べる←教科書は声に出して読む。読めない・書けない漢字を調べる←自分なりの暗記帳もしくは学習プリントシステムを活用教科書は試験範囲の文章をコピーしてきて、新出漢字や新出語、接続詩にチャックペン。授業でノートに取った文法や文章のところに赤線。ノートやプリントを見て授業の内容を確認。
■3日目~6日目
教科書ガイドや教科書ワーク2日目に行った、チェックペンのところや赤線の文章を理解および暗記。マルをつけた代名詞は何を指しているのか?をきちんと把握しておき、ひとまず試験範囲を終わらせるようにする。
■7日目~8日目
筆者の考えや登場人物の心情を深く押さえるようにする。
登場人物がある行動をした時などになぜこんな行動をしたのか考える癖をつける。こういった問題はどこの部分に関して出題されるかはヤマを張るのは難しいので時間が余ったらやるという形で構いません。こうした問題は100点を取らせないための問題として用意するものでこうした問題の対策は一長一短で身につけるのは難しいからです。
教科書ワークをやれば十分とも言えます。時間がかかるものなのでそれだったら社会の暗記用語を1つでも覚えたほうが効率的です。他の教科の勉強が終わって時間があまったらやって下さい。
■9日目(テスト一日前)
今までの勉強の復習
タグ
算数の点数を上げる本当に正しい勉強の仕方
2011年02月02日
テスト対策の記事、意外と人気です。調子に乗って、算数の記事も書こうと決めた坂下です![]()
算数の正しい勉強の仕方
算数を苦手としているお子さんも多いですよね。算数の勉強は一般的に暗記型か理解型で勉強方法が分かれます。
②理解型・・・問題、解答の意味を考えて理解する
どちらが算数の勉強法として優れているのかは賛否両論ありますが議論するのはナンセンスです。暗記だけの場合は同じ問題、数字だけ変わった時ぐらいでしか解けません。ですが、正直な話、小学校テストレベルであれば、解法をただ単に暗記すれば平均点はとれます。
ほとんどの先生は教科書に出てきた例題とほとんど同じような問題を出題するからです。解法を暗記すればなんとなくでも解けてしまうのです。でも、この場合、将来、中学、高校算数の段階になるとほぼ間違いなく算数は苦手科目になるといって過言ではありません。
高校算数では中学校とは違って大学受験用に様々な問題の形式で出題されます。本当に理解していないと解き始めからつまずきます。問題文で何を言っているのかわからなかったり、わかったとしても何から計算していいのか第1手が思いつかない状況になってしまいます。
そうした意味で理解は算数力をつけるためには必須となるのですが、理解だけで暗記をしない場合、解法を読めばわかる程度で実際に問題を解こうと思った解けなくなることもあります。そのため、最低限の解法パターンは記憶しておくことが必要です。また、公式なども理解をしていれば別に覚えていなくても導きだせますがテストは制限時間がありますのでわざわざ導き出すより暗記していたほうがいいものがほとんどです。
つまり、暗記も理解も必要なのが算数なのです。算数の定期テストで平均点以上を狙うのにも理解と暗記は必須です。おすすめの勉強法は学習プリントシステムと教科書です。まず、教科書のテスト範囲を一から読んで、理解するようにしましょう。それから、例題の暗記です。暗記に関しては問題文と解法をセットで覚えるようにしましょう。
また、解答に関しては、自分の思考をちゃんと残しておくこと多くのみなさんがやらないのは自分の思考を書かないことです。解けた時、解けなかった時に関わらず、自分は何を考えたのか残しておくと次に同じような問題を解く時に参考になります。
例えば、
【問題】
A君の家から駅までは、B君の家から駅までより300m近い。2人が同時にそれぞれの家を出て学校へ行くとA君が2分早く着く。A君の速さが毎分70m、B君の速さが毎分80mとする。B君の家から駅までの道のりを求めよ。
【解答】
■思考
B君の家から駅までの道のりをx(m)とおく、この問題で求めるのはxだ。道のり=速さ×時間の公式が使えそう、速さはわかっているからあとは時間がわかれば解けそう…x(m)=80(m/分)×?…
わからない数が2つ、解けない。A君、B君でなにか式が作れないかな…
不明な数(未知数)をふくんだ等式は方程式だ。方程式で解こう!
↑ただ単に方程式という表題があるから方程式で解いてはダメ!学校のテストならそれでいいですが中学受験受験の際には単元名は書いていないからです。これをやってしまうと、この先必ず苦労します。
何を軸に方程式を立てるかだな…
道のり=速さ×時間の公式は使うハズ。
道のり、速さ、時間のうちどれで等式を作ろうかな…
速さの材料はすでにあるからおそらく道のりか時間で立てるんだ…時間は2分、道のりは300mというヒントが出ている。道のりは求める解答だから時間で立ててみよう。時間=道のり÷速さ、B君のほうが遅いからB君を軸に考えよう。
ええと…A君が歩いた距離はB君より300m少ない、分速70m、2分早くついた。等式でつなぐ以上、時間を同じにしなくちゃいけないから…
A君 ((X-300)÷70)+2分
同時に家を出たからA君がかかった時間にB君がくるまでの時間を足せばA君の経過時間とB君の経過時間は同じになります。こうです。B君を軸に考えているからB君はそのままX÷80等式に表すと…

Xが出た。答えは1280m。このように自分の思考をきちんと書いておくことで自然と算数力がアップします。ぜひ実践して下さい。さて、算数の定期テスト対策は教科書、ノートの暗記よりも教科書、ノートを片手に問題集や学習プリントシステムで問題演習をひたすらやったほうが効率がいいです。定期テストで授業中に出されたプリントから多く出題する先生の場合はそのプリントと同じような問題を探して演習するようにしましょう。もちろん、わからない問題は学校の教科書、ノートを左に置いてその単元の箇所を復習することが必要です。
「算数の定期テスト対策日程別勉強法」
■1日目
傾向調査・ファイリング作業
■2日目
公式や定理の要点まとめ←なぜその公式や定理が成立するかを理解理解したら暗記する
■3日目~4日目
基本問題を解く試験範囲の部分を一問も間違えないほど完璧に2日目の公式や定理を実際に使ってみる
■5日目~8日目
発展・応用問題←間違えた問題の解法をノートにマル写し。自分の思考も残していくこともわすれずに!
■9日目
(テスト1日前)今までの勉強の復習英語のときと同じように、今までの勉強の復習は1日前に必ずやるようにしてくださいね。
